言降ぶろぐ

絵描いたり着ぐるみ作ったり

細いしっぽの作り方 

お久しぶりです、言降です。
久々にぶろぐを書きます。

なんとなく最近元気が無かったのですが、
そういえばぶろぐを書いていないな!?と思い至りました。
制作に関して孤独を感じてしまうのですがtwitterでそこまで交流するタイプではないので、ぶろぐに情報を置いておくスタイルが私に合っているのだと思います。

さて今回は細いしっぽの作り方です。
特に右下のルキさんのような、細いものの制作記録です。
宇翠  luki

針金状のものが入っているので、かたちを変えて保持できます。
毛の短いしっぽを作るときは、曲げるとシワが目立つので伸びる生地がおすすめ。
【サンプラス】ストレッチファーはこちらで購入できます。

材料
・VVFケーブル(ホームセンターで購入)
・結束バンド
・ウレタンスポンジ
・綿
・ミシン糸
・薄い布
・Gボンド
・ガムテープ
・ラップ
・ファー生地等



電工  電工

突然ですが、第二種電気工事士に合格しました。
旦那さん(S君)が受験することになったんですけど、筆記試験のあとの実技試験の日程がクリスマスだったんですよ。
それで「クリスマスデートしない?」と誘っていただいたのでがんばって試験突破してデートして合格しました。

やりましたねイエーイ(惚気)

んでもって手元に残ったのは工具一式と、実技対策の材料セット。
電工  電工  電工

これがですね、これまでホームセンターで買っていた、しっぽの材料だったわけです。
何に使うか分からないまま買って使っていたのですが、こちら電線ケーブルです。
今回写っているのはVVF-1.6-3C
(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形、1.6ミリの銅線が3本入っているよ)

なんですけど3Cよりも2Cのほうが使いやすいなってあとから思ったので
これを読んで同じように作ってみよう!と思った方はホームセンターでVVF-1.6-2Cを探してください。

なかの銅線がより太いVVF-2.0-2C等もあるので売り場で触ってみるのが良いですね。
悪くなっちゃうので曲げ過ぎはだめですよ~。




しっぽ  しっぽ
電線は、ほしいしっぽの長さ×2+30cm程度あるといいかな。
上の写真では電線を二つ折りにして、先端のほうは1本になっていますが少し弱くなってしまったのでしっかり二重にするのがおすすめです。

ベルト
輪になっているところにベルトを通して使用するので、そこを複雑に曲げて接触部を増やすと、体の動きについてくるしっぽになります。一重のわっかの状態で作ると、体の動きでぶらぶらゆれるしっぽになります。
全体の形を決めたら結束バンドで締めて、余りを切ります。これが骨です。

しっぽ  しっぽ

薄く切ったウレタンスポンジを、Gボンドで接着します。
これは結束バンドの凸凹を隠して安全にするためと、このあと綿で肉付けするのでそれがしっかり食いつくようにするためです。

しっぽ  しっぽ  しっぽ
綿の肉付け。
まずはシート状に並べて置いて、それを巻き付けます。
ミシン糸(どこかに固定するとやりやすい)でぐるぐるに巻いて固定しますが、
一気に強く締めるのではなくて全体を均一の力で締めて、徐々に強くしていく感じです。
けっこう時間かかります。これが肉です。


しっぽ  しっぽ
肉付けが終わったところ。
根本を少し太くしてみました。

しっぽ  しっぽ  しっぽ

全体を布で包み、縫います。
ケーブルの根本は巾着のように糸で絞ります。
綿をしっかり閉じ込めましょう。

しっぽ  しっぽ

しっぽ  しっぽ

ラップとガムテープで型取りをします。
しっぽ  しっぽ  しっぽ

曲がったかたちに型紙ができますが、無理やりのばして背中側がワ(左右対称の型紙の中心線)になるようにしました。
なぜなら今回はストレッチファーを使用したので、目に触れる背中側に縫い目を作りたくなかったからです。

しっぽ  しっぽ  しっぽ

ストレッチファーなので適度に伸ばしてシワを取って、余った生地を切り取って縫います。
ラダーステッチという、縫い糸が内側に隠れる縫い方をしていきます。

しっぽ
あとは塗装などなど、仕上げをすれば完成です!
お読みいただきありがとうございました!




おまけ

ある朝、工房に出勤したら窓が割れてました。

窓  窓

脚立は立てかけないで、寝かせて置こうね。父へ。

category: 製作情報系 howto

Posted on 2023/04/27 Thu. 12:59 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

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